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アウトドアコラム●乾電池

何かと頼りになるエレキテル


 レジャーとしてのキャンプ遊びが定着し、テントサイトにAC電源が用意されているキャンプ場も見受けます。炊飯器やポータブルの冷蔵庫、冬のキャンプではテント内に櫓ゴタツまで持ち込む人もいるほど。その善し悪しは別にして、アウトドアで何かと頼りになる電気が「乾電池」です。
 http://panasonic.jp/battery/drycell/
 http://www.toshiba.co.jp/living/webcata/lamp/lr20ag.htm
 http://www.sony.jp/battery/feature/stamina.html

火を使わない灯りで安全

野遊びは日中がメインですが、泊まりがけや夜のアウトドアとなると灯りが必要です 。ランタンでは大げさでキャンドルでは物足りない……。そう言うときに重宝するのが乾電池式の灯りです。
  火を使わないので安全で、子供でも容易に扱えてオン・オフも自在。手もとや足もとなど必要なところをだけを照らしたり、ランタン代わりに広範囲を照らすことができるものもあり、選択肢も広くあります。最近は省電力で高輝度、長寿命のLEDライトが主流になりつつあり、ヘッドライトやミニマグライトの性能も向上しています。

山の天気は変わりやすい

照明機器と並んでアウトドアでよく使われる電気製品と言えば、ラジオとトランシーバーがあります。登山や自然の奥深くまで入るアウトドアでは、天候を見極めるのにラジオから得られる気象情報は欠かせません。また、携帯電話がつながらないエリアでも、数百メートル範囲で会話ができるトランシーバーは、何かと重宝する屋外用の通信機です。いずれも乾電池で作動させます。

アルカリかマンガンか

私たちがよく利用する乾電池には、アルカリ乾電池とマンガン乾電池があります。アルカリ乾電池は、マンガン乾電池に比べて安定した電圧で長持ちするのでアウトドアではおすすめですが、「電池切れ」になると急激に電力を失いますので予備の電池はお忘れなく。
 一方のマンガン乾電池は、アルカリ乾電池に比べて寿命は短いですが、値段がお手ごろで使用後しばらく置くとパワーが回復するという特徴があります。ガスレンジや湯沸かし器の着火、インターフォンやチャイムなど、連続的に使用しないものにはマンガン乾電池で。また、おまじないか特性か、電池が切れても取り出して、ゴツンゴツンと刺激を与えると瞬間的に復活し、一瞬だけ最後の力を振り絞ってくれる場合があります。

電池は切れるもの

アルカリ乾電池もマンガン乾電池も、容量によって単一形から単五形まであります。
 アウトドアでは、なるべくなら機器に使う電池のサイズはどれかひとつに統一したいもの。電池が切れても自然のフィールドではすぐに入手できないので使い回せるのが便利です。
 本来、電気のないフィールドで遊ぶのがアウトドアですが、自然と折り合いをつけて上手に活用すればアウトドア遊びもより安全で便利です。けれど、自然のフィールドでパソコンやゲーム機は野暮も野暮。くれぐれも持ち込まないように。

(了)

文:福信行(フードノベリスト/組立通信)
※このコラムは情報誌に掲載したものです。